病は気から
11月23日と25日は、北とぴあ国際音楽祭の本公演
「病は気から」の本番でした!
マルカントワーヌ・シャルパンティエ(1643-1704)という、
フランスのバロックの作曲家です。
シャルパンティエというと、音大を出た人たちでも、オペラ「ルイーズ」を
書いたギュスターヴ・シャルパンティエ(1860〜1956)しか知らない
人もいたりします。もしくは、アンリ・シャルパンティエというお菓子やさん
の方が有名だったりもしますが(笑)、バロック時代の作曲家としては
とても有名で、声楽仲間では「真夜中のミサ」が有名です。
映画「合唱ができるまで」で一生懸命練習していたのが、「真夜中のミサ」
です。
で、「病は気から」今回は静岡県舞台芸術センターSPACのみなさま
とご一緒させていただき、日本語による演劇がついていたのです。
オペラ全体の演出も、SPACの宮城聡さんが手がけてくださいました。
その演出のおもしろいこと!
オペラ冒頭に、時の王様ルイ14世をたたえる部分があるのですが、
そこはなんと「留医予備校」という、医大を目指す高校生が通う
予備校、という設定になったのです。
たいくつな予備校生活に飽きた女の子が、「こんなだったらいいなぁ」
と思い描いた妄想(?)という設定でしたので、出演者はみんな
高校の制服姿です!ソリストたちだって、大御所も、外国人も、みんな
制服!私もコスプレを楽しみました。さて、この写真、私はどれでしょう〜?
マエストロ寺神戸さんも大活躍でした。セリフつきの演技まであって、
最後は寺神戸さんのセリフで、会場が大爆笑になって、幕!となりました。
そして、SPACの役者さんたちは、ほんとにすばらしかった・・・
どうやって声を出されているのか、みなさんすばらしいお声で、
セリフを覚える早さも半端ではありません。
いつかSPACに舞台を観にいってみたいなぁ〜と思いました!