名倉亜矢子のブログ

・・・歌って教える毎日のこと
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2009.06.29 Monday

7月のコンサート

7月もコンサートはひとつです。
でもこれは、なかなかおすすめです。ワンコインで、レクチャー&コンサートが楽しめます。
去年も同じ主旨でやったのですが、好評につき、今年もお声がかかったのだそうです。
うれしいですね〜

7月11日(土)和光大学レクチャーコンサート「絵画から復元された楽器たち」
場所:新百合ケ丘:麻生市市民会館大会議室(小田急線新百合ケ丘駅徒歩3分)
時間:14時〜16時(13:30開場)
料金:500円(定員200名)
出演:中川つよし(リコーダー、解説)近藤治夫(バグパイプ他、解説)
   坪田一子(中世フィドル)上田美佐子(中世フィドル他)名倉亜矢子(歌、中世ハープ)
プログラム:王のエスタンピー、聖母マリアのカンティガ、ラミラソ(イザーク)、
        佳き友との気晴し(ヘンリー八世) 他
申込み:Tel、Fax、メールのいずれかで「レクチャーコンサート」と明記し、
        氏名、郵便番号・住所、電話番号をご記入の上、お送りください。7月10日必着
問合せ:和光大学企画広報係 〒195-8585 町田市金井町2160
    Tel:044-988-1433
            Fax:044-988-1594
            メール:open@wako.ac.jp

中世はやっぱり楽しいんですよね〜 聴く人も、実は中世が好きなのだと思います。
だからご好評いただいたのだと思います。お時間ありましたら、ぜひお越し下さい。

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2009.06.17 Wednesday

放浪楽師@幼稚園

 今日は、ジョングルール・ボン・ミュジシャンが、幼稚園に行ってきましたっ

2歳〜6歳の小さなかわいい人たちのために、めずらしい楽器をたくさん持って行きました。

中世の音楽で入場し、子供たちも知っている「さんぽ」を歌い、
楽器の紹介をし・・・・
カルミナ・ブラーナやカンティガを日本語でわかりやすく演奏するので、
ひとまず子供たちにも聴いてもらえました。
カンティガを演奏し終わったら「へんな歌」と言った子も。
ん〜〜正直!!しかも鋭い感想ですね。まさしく、へんな歌なのですもの。

座長は、ゲムスホルンでふくろうの鳴き声を、クルムホルンで羊、
バスコルナミューズで牛、ラウシュプファイフェで恐竜の鳴き声を真似してくれました。
子供たちはこれが楽しかったようです。
上田さんがレベックの紹介で弾いてくれた子守歌は、子供たちが思わずいっしょに
口ずさんでいました。

最後はファランドール(みんなで練り歩き)を目指しましたが、場所がちょっと狭かったのと、
先導する私が未熟者だったので、なんちゃってファランドール、になってしまいました。
それでも、子供たちはニコニコ、無邪気な笑顔が本当に輝いて見えました。
ご協力くださった先生方に、心から感謝です。

小さな心に、なにかが残ったとしたら、こんなに嬉しいことはありません。

大きくなってバグパイプとは大音量の楽器だと聞いたとき、いやいや自分は幼稚園の
そう大きくないホールで聞いたけど、音量はちょうどよかった、とか、ハープというのが
大きくて金色の楽器だと知ったとき、いやいや幼稚園で見たハープは木でできていて、
小さいものだった、とか、小さな頃見たバイオリンは、オシリが洋梨のようにふくらんでいた、
とか、なにか覚えていてくれたら・・・・うれしいなぁ!
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2009.06.16 Tuesday

放浪楽師@三井本館

 昨日は、ジョングルール・ボン・ミュジシャンが、日本橋の三井本館80周年の
記念イベントに出演しました。大きな列柱が立ち並ぶすばらしく大きなホワイエは、
さながら石造りの宮殿のよう。
私たちはまるで中世のお城に呼ばれたジョングルール(放浪楽師)のようでした。




お客様が談笑する際のBGMや、お客様を部屋から部屋へ誘導するための音楽として、
中世のエスタンピーの他、ルネサンスの歌曲等も演奏しました。

なんだか、中世のジョングルールの気持ちがちょっとわかったような気がしました。笑
身分が低く、非差別階級であったジョングルールですが、きっと誇りをもって貴族たちに
接していたのだろうな、と想像しました。音楽以外にも、いろいろ技能があったそうですが、ひとまずプロの音楽家だったのですから、演奏の水準は決して低くなかったでしょう。
エリート音楽家たち(宮廷歌人とか?)にも、頼りにされる存在だったかもしれない。

このへんはジョングルール・ボン・ミュジシャンの座長からの受け売りも多々ありますが
座長がジョングルールの存在に興味を持ったことは、今更ながらすごいなーと思いました。
我らも中世のジョングルールを目指すべく、技術をみがかねばっ

関係者みなさま、おつかれさまでした&ありがとうございました。

三井本館の地下にある大金庫は、すごかったです!扉の厚さは1Mくらい?
ジョングルールのメンバーである辻くんは、イチローに似ているとの噂ですが、
実はルパン三世にも似ているので、大金庫のそばに立つ姿が、とてもしっくりきてました。

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2009.06.14 Sunday

ふるさと

 13日(土)は、千葉県民の日記念コンサートでした。
ご来場くださったみなさま、スタッフのみなさま、ありがとうございました。


第1部は、まず八千代市の合唱団が4団体出演されました。みなさんの真剣に
歌う姿を見ていたら、感動してしまいました。
それから、角野未来さんという、小学生のピアニストの演奏。
なんとも品のあるころころした音がとてもきれいで、フレージングもとても
丁寧で成熟していて、本当にすばらしかったです。


私は第2部で、リュートの金子さんとアイリッシュ民謡のほか、
七つの子、ふるさと、武満徹の「小さな空」等を歌いました。
私にとってのふるさと、千葉で歌わせていただくのは、感慨深かったです。
いつになく、ものすごーーーく緊張しました!

けれども、ふるさとの地で日本語の歌を歌わせていただき、多くの
インスピレーションもいただきました。
「まあるい目をした いい子だよ」
「山は青きふるさと 水は清きふるさと」
「いたずらが過ぎて叱られて泣いた 子供のころを思い出した」

どの歌も、子供を慈しみ、自分を育んでくれたふるさとへの感謝の気持ちと、
どんな自分であっても包み込んでくれるふるさとの暖かさや大きさを思う気持ちが
あふれているように思いました。

千葉市にも八千代市にも山らしい山はありませんけどね。(笑)
でも帰ってきた自分、志を果たした自分も、果たせなかった自分も
静かに見つめてくれる山が、あるような気がしました。

終演後、金子さんは文字通りダッシュで韓国へ向かわれました。
アンニョンハセヨ〜

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2009.06.02 Tuesday

6月の演奏会

6月に入って、忙しさもやわらぎ、ちょっとほっとしています。
今月の演奏会は1つです。お問い合わせはこちらへ:

ayako.nakura@gmail.com

ご来場お待ちしております!


県民の日記念コンサート
日時:6月13日(土)2:00 PM
場所:八千代市市民会館大ホール
料金:無料

出演:名倉亜矢子&金子浩(ソプラノ&リュート)
   角野未来(ピアノ)
   コール八千代、さつきコーラス、八千代フラウエンコール、合唱団もりのうた

6月15日は千葉県民の日。
名倉も千葉市出身ということで、記念コンサートに出演いたします。
角野さんは小学生の天才ピアニスト。4つの合唱団も出演され、
楽しいコンサートになりそうですね!
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