名倉亜矢子のブログ

・・・歌って教える毎日のこと
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2010.06.02 Wednesday

宗次ホール

 月曜日は名古屋の宗次ホールで、マチネでした。

名古屋へ行ったのは、金子さんと私とお世話になっている沢井事務所の沢井さんの3人でしたが、行きは3人別々に名古屋入りしました。

気のあった共演者とわいわい移動するのも楽しいですが、ひとり旅はひとり旅で、別の楽しみがあります。
新幹線に乗ってぼーっと外を見て、色とりどりの三角の家が並んでいて、かわいいなー、ここどこだろう・・・
と思いながらウトウト

はっと気づくと、外は浜名湖でした。

のんびり楽譜を広げているうちに名古屋へ着き、ひとり旅を満喫しました。


着いたはいいけど、新幹線の改札を出ていいのかどうかもわからず・・・
電話を見ると、沢井さんからメッセージがありました。
「着きましたか?捕獲しようと探しているのですが・・・いまどこですか?」とのこと。
助かったとばかり電話すると
「わかりました!そのまま改札を出たら、動かず待っていてください。」
沢井さん、きっと迷子になった音楽家を探し回る、とかいう経験豊富なんだろうなぁ・・・と思いました。
ありがたや〜と、そのままそこで沢井さんを待ち、無事捕獲してもらって宗次ホールに着きました。

宗次ホールは、アウラのプロデューサーの岸さんから「すばらしいホールです」とお話を伺っておりましたが、リハーサルしてびっくりするほど素敵でした。
舞台のどこに立っても気持ちよく響き、300人収容すると思えないような親密な印象です。
リュートの音は、ホールの一番後ろに行ってもすぐそばで聴いているかのように繊細に聞こえました。
客席の場所によって、微妙に響きは違うけれど、どこもそれぞれ気持ちよくて、私が名古屋に住んでいたら、きっとお気に入りの席を見つけて毎回そこで聞くだろうなぁ〜、と思いました。

楽屋もとっても気持ちよい空間でした。
金子さんとのアンサンブルも、この日もとても楽しくて、よい1日となりました。
関係者みなさま、ありがとうございました。

アルシスのワークショップの参加者さん、MATで共演したことのあるチェリストさん、
いつも応援してくださる評論家さん・・・ 名古屋での演奏会だったのに、知り合いも
来てくださって嬉しかったです。ありがとうございました!!

宗次ホールは、CoCo壱番屋の社長さんでいらした宗次さんが建てられたホールです。
朝行くと、オーナー自らニコニコと迎えてくださいました。
宗次さんがご自身の半生を語られた本「日本一の変人経営者」を書かれたので、購入させていただきました。サイン入りです 
まだ読み終わっていませんが、宗次さんがすごい方だということがわかるだけでなく、ココイチの創業と発展のお話はドラマチックで、読み物としてもとてもおもしろいです。宗次さんの経営や人に対するお考えが、ホールや楽屋に反映されていたのだなーと思いました。

終演後まだ夕食には早かったけど、むりやりきしめんを食べて(おいしかった!)軽く打ちあがり、帰りの新幹線はおしゃべりしながらの3人の旅を満喫しました。
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2024.03.15 Friday

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