名倉 亜矢子のブログ

・・・歌って教える毎日のこと
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初めての微分音

中世のアンサンブル、ジョングルール・ボン・ミュジシャンの練習でした。今月末にウードの第一人者、常味裕司さんと共演します。

このダンディなお方が常味さん



ウードはアラブの撥弦楽器で、つい「リュートに似ている」と言ってしまいますが、ウードがリュートの祖先です。

ジョングもアラブ音楽に挑戦し、常味さんもカンティガなど、ヨーロッパの音楽に加わります。カンティガはもともとアラブの影響を強く受けていたので、ウードはぴったりです。
私も今回、パーカッションの立岩さんにご助言いただきながら、Lamma bada というムワッシャハ(9世紀ごろアンダルシア地方で発達した声楽の形式の一つ)にも挑戦します。アラビア語難しい〜

しかし、本当に難しかったのは、微分音と呼ばれる、西洋音楽の音階にない音程を使うことでした。噂には聞いていましたが、実際にやってみるのは初めてでした!

でも常味さんの美しい音階で奏でられるアラブの音楽は、柔らかくて本当に素敵でした。

なかなか微分音がわからない私たちを見かねて、常味さんがマカーム(音階)のレッスンをしてくれました!



ピアノの音階と、マカームとの違いをビジュアル化して説明してくれたのです。

「ドとソの真ん中の音」
とか
「ドとオクターブ上のドの真ん中の音」
など、今まで考えたこともなかったことが続出しました。


こんな感じ。

ついでに、これを撮る私たち



目で見てイメージすると、ちょっとわかるような気がしてきました。
ドとソの真ん中の音は、私にとっては「ミのフラットとギリギリ認定できる範囲の一番上」って感じ…?

微分音はまだまだたくさんあるし、マカームもたっくさん種類があります。果てしないけれど、今回はアラブのシのフラットを歌うことを目指そう!


本番は12/27、ライブハウス「音や金時」にて。
トロバドールの歌に入って下さる常味さんのウードも、めちゃくちゃかっこいいです!

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