名倉 亜矢子のブログ

・・・歌って教える毎日のこと
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カリフン

 CDに収録した曲に寄せて vol.2 「カリフン」

カリフンCarrigdhounとは地名で、アイルランドの言葉で「茶色い岩」と
いう意味なのだそうです。カリフンの フ は、発音記号で x と表示する、
カタカナ表記が難しい子音がつきます。

詩を書いたのは、おそらくDenny Laneではないか、とのこと。
1840年代、イギリス植民地となったアイルランドの、たぶん最初の蜂起
にちなんだ歌だそうですが、Denny自身もYoung Irelander(青年
アイルランド党)の一員として参戦したのでしょうか。

けれども歌の語り手は女性です。色鮮やかに美しい自然を歌い上げます。
抵抗歌の一種ですが、なんとも誇りと希望に満ちた詩です。
カリフンの美しい自然の讃歌であり、戦争へ行ってしまった恋人への
忠誠を誓う、恋の歌でもあります。
蜂起に参加し、まだ戻らぬ彼を待ちながら、主人公はカリフンの自然の中で、
「私の鷹は飛んで行ってしまった」と歌います。
けれども、彼の帰りが遅いのは、フランス軍に合流したからかもしれない、
と最後に希望の言葉を口にして、歌は終わります。
彼女はこのあと、恋人ドーナルを探しにフランスへ渡ったのかもしれません。
それとも二人の故郷カリフンにとどまり、ヒースの色の移り変わりを見ながら
彼を待ち続けたのでしょうか。
CDやすらぎの歌 | comments(0) | trackbacks(0)

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